ヘスス・カルモナ来日

ヘスス・カルモナ来日
『THE GAME』映像特別上演
 +ソロパフォーマンス

ヘスス・カルモナ/Jesús Carmona

PhotoⒸLulo Rivero

現在のフラメンコ界において最も重要なダンサー、振付家。
幼少の頃から才能を見出され、数々の著名アーティストのカンパニーで活躍する。スペイン国立バレエ団ではPrimer Bilarin(第一舞踊手)となり順調なキャリアを歩んでいたが、創作への意欲に駆られ退団。以降、自身のカンパニーを率いて数々のフラメンコ作品を世界中で上演。伝統に根差した正統派でありながら、その身体からあふれ出すエネルギーは、フラメンコ舞踊を新たな次元へと導いた。伝統と前衛の間を自在に行き来し、新しい世界を切り開き続けている。NYタイムズ紙は「フラメンコの鬼才」と評した。
2018年 ラテンUKアワード
2020年 スペイン国家舞踊賞
2021年 ブノワ賞(男性ダンサー部門)
2022年 作品『Baile de bestias』でMAX賞2部門制覇(作品部門、男性ダンサー部門)
また、ミュージカル『マリンチェ』には振付家として参加。初演時はダンサー、そして主要キャスト”アルバラード”役の俳優としても出演。Netflix『マリンチェ:ミュージカルの舞台裏』では彼の迫力のダンスシーンを見ることができる。

2023年、マドリード州立スペイン舞踊団の初代芸術監督に就任。首都マドリードの公立スペイン舞踊団の立ち上げという歴史的事業に貢献。2024年末に惜しまれつつ退団。短い在任期間ながら2024年10月の旗揚げ公演では、スペイン舞踊作品『スペイン組曲』全編(アルベニス作曲)、フラメンコ作品『エピファニア・デ・ロ・フラメンコ』の2作品を同時上演。芸術監督、そして振付家としての手腕は高く評価されている。

『THE GAME』とは

フラメンコ作品『THE GAME』は、ヘスス・カルモナ(フラメンコダンサー、振付家)、ホセ・バレンシア(フラメンコ歌手)、フアン・レケーナ(フラメンコギタリスト、作曲家)のコラボレーション作品。ヘスス・カルモナの作品のなかでは最も「フラメンコ」を追求した作品といえる。そして、ブノワ賞にノミネートされた際の作品が、この『THE GAME』だった。
大人の男性3人が「フラメンコ」を本気で遊びつくす姿は、ときにコミカルで、”苦悩”や”情念”などのことばで表現されることの多いフラメンコのイメージを鮮やかに一新する。しかし、そもそもフラメンコはヒターノ(ロマ)の生活の中で育まれてきたもので、人々が集い、楽しむためのものでもある。決して”重い”、”暗い”ばかりがフラメンコではない。この作品はそんなフラメンコの一面をあらためて思い出させてくれる。「フラメンコ」以外に何もないが、3人のトップスターによって繰り広げられる”ゲーム”は、その芸術性、遊び心、すべてにおいて圧倒的だ

2023年の来日公演では、熱狂のスタンディングオベーションで会場が沸いた本作品。ぜひ劇場のスクリーンでお楽しみください。

開催概要

≪プログラム≫
上演時間:約2時間(休憩あり)
・『THE GAME』映像(約75分)
・ヘスス・カルモナのソロパフォーマンス&トーク

※映像は4回とも同じ内容です


≪出演≫
ヘスス・カルモナ/Jesús Carmona
  (フラメンコダンサー、振付家)

≪映像『THE GAME』出演者≫
ヘスス・カルモナ/Jesús Carmona
 (フラメンコダンサー、振付家)
ホセ・バレンシア/José Valencia

 (フラメンコ歌手)
フアン・レケーナ/Juan Requena

 (ギタリスト、作曲家)

≪日程≫ 2日間4回公演
① 11/19(水)16:00 開演 / 15:30 開場
② 11/19(水)19:30 開演 / 19:00 開場

  ―――――――――――――
③ 11/20(木)14:00 開演 / 13:30 開場
④ 11/20(木)19:30 開演 / 19:00 開場

≪会場≫
杉並公会堂小ホール  アクセス

(荻窪駅北口(JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線)より徒歩7分)
※お問合せは主催のDESEADOにお願いします

≪後援≫
インスティトゥト・セルバンテス東京
一般社団法人 日本フラメンコ協会 ANIF
公益社団法人 スペイン舞踊振興MARUWA財団

≪主催・制作≫
DESEADO(デセアード)
e-mail: info@deseado.tokyo
Tel: 070-9043-7921

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